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中村うどん <よこ山>

村上春樹の「辺境・近境」(新潮社文庫)を読んでいる。
国内外の辺境の地を実際に訪れた手記をまとめたものだが、なかなか面白い。
その一つに讃岐うどん紀行があり、その中に出てくるお店の一つが「中村うどん」。

--以下内容を要約--
店は香川県丸亀の辺鄙な田んぼの真ん中にある。
看板も出ていない。入口には一応「中村うどん」と書いてあるのだが、それもわざと道路から見えないように書いてある。
店に入るとお湯をはった大きな釜の前で、おっさんが一人、しょっしょっとうどんの玉をゆがいている。
店の人と思い声をかけると「ちゃうちゃう、わしは客や」と言われた。
この店では客が並べて置いてあるうどん玉を勝手にゆがいて、だし汁なり醤油なりをかけて食べ、勝手に金を置いて出て行くのである。
店の裏では、中村親子がせっせとうどんを捏ねている。
打ちたてのうどんをさっとゆがいて食べる。今回の取材旅行で食べた沢山のうどんの中でもまさに珠玉に一玉であった。
客の証言によると、昔「おっちゃん、葱がないで」と文句を言ったら、「やかましい、裏の畑から勝手に取ってこい」と叱られたそうである。
なんともワイルドなうどん屋である。

世界は広いけど、日本にもいろんなところがあるんだなあと思った。
読んでいるうちになんだかよだれが出てきた。
ぜひ一度訪れてみたいものである。
  1. 2005/05/10(火) 09:09:46|
  2. 生活
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