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旧川上貞奴邸(名古屋市東区)

外観
名古屋市東区白壁地区にある、登録文化財「旧川上貞奴邸(文化のみち二葉館)」へ行ってきました。
設計と監理は文京区の旧安田邸(建築塾のフィールドワークでも行ったことのある)の設計・監理を担当した伝統技法研究会です。

この旧川上貞奴邸、日本最初の女優といわれる川上貞奴と、電力王といわれた福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が同居した家で、大正9年に建てられたそうです。建築主が「電力王」だけあって、当時の最新の電気設備を備えていたそうです(当時の分電盤も残っている)「二葉御殿」と呼ばれていたそうです。


設計は「あめりか屋」といい、わが国初の住宅専門会社だそうです。
移築範囲
黄色が復元、真ん中のオレンジの部分が移築、青の部分は推定復元。
和室
移築部分の和室。部材も昔がら使われている材料であり、やはり、この空間にいると、その古い建物の持つ雰囲気をしっかり感じることができます。この日同じ時間帯に訪れていた人は、きれいで派手で目立つ推定復元部分に目を奪われ、移築の和室部分はチラッと見るか見ないかの人が多かったようですが、この旧川上貞奴邸の建物のよさは、建物中央に位置するこの移築の和室部分あってのことと思います。
復元_移築
左側は推定復元、右側は移築部分。

出窓

推定復元部分も大変丁寧にできています。また、部分的に残っていた造作材などは利用しているとのこと。文化のみちの町並みや歴史などの紹介ビデオがありますが、その中に建築現場のビデオがありますので是非見てください。おすすめです。丁寧な仕事をしています。
ステンドグラス

ステンドグラス2

階段のカーブが美しいです。手すりも特徴あり。
階段

名古屋にお越しの際は、是非どうぞ。
2階

和室


サカイさんへ。補足、よろしくお願いします。

(さかい@あいち:6~8期生・現講義録生)

  1. 2008/02/06(水) 02:08:44|
  2. 建築
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コメント

雪の結晶のような洋室の天井中心飾りも美しいですね。
川上貞奴は1900年のパリ万博に登場し、「浮世絵がそのまま具象化した」と話題になった明治期の女優ですね。ロダンの彫像製作の依頼を断ったとの逸話も。「忙しいから」と。
伝統技法研究会の「竣工報告会」で、「外観の色をどうするか、写真を見ながらいろいろ悩んだ」という話を聞いたことを思い出します。
  1. 2008/02/06(水) 09:03:50 |
  2. URL |
  3. w_yoshi #SFo5/nok
  4. [ 編集]

旧川上貞奴に行かれたのですね。いいな~
僕も見学に行きたいと思いつつも、まだ一度も訪れたことがありません。

伝技の方々からいろいと苦労話を聞いていますが、推定部分の復元の他、当時の意匠を損なわないように建築基準法に合わせるのは大変だったようですね。

ステンドグラスは小川三知のデザインとのことで見所の一つとのことです。見応えがあったのではないでしょうか。

  1. 2008/02/06(水) 09:47:14 |
  2. URL |
  3. サカイ #qmlWd.C.
  4. [ 編集]

ここはっ!

夜に外から見たところですね!中に潜入されたとはうらやましいかぎりです。階段が特に素敵v-354
  1. 2008/02/17(日) 18:15:42 |
  2. URL |
  3. こけ #-
  4. [ 編集]

やはり色々苦労されて、熱意あってこそあの素晴らしい建物が再生されたのですね。
ステンドグラスや階段や、いろんな箇所が実に美しかったです。

>N西さん
そうなんですよね、あのときは夜になりかけていて入れませんでしたよね。
  1. 2008/02/28(木) 23:32:28 |
  2. URL |
  3. さかい@あいち #-
  4. [ 編集]

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