神楽坂建築塾・塾生ブログ

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第九期修了制作発表会を聴いて

3月8日夜、第九期神楽坂建築塾修了制作発表会を聞かせていただきました。
25人の発表でしたが、いずれもユニークで興味深い内容ばかりでした。過去をふり返っても、水準の高い作品が多かったように思います。
以下にその感想を記します。渡邉義孝
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神楽坂建築塾が一般の大学や建築関係のセミナーに比して優れている点があるとすれば、講師陣の素晴らしさとともに、塾生一人ひとりの質と、それを共有する機会が豊富にあるということではないでしょうか。
若い学生と違って、坐学で席を並べる全員が各自の仕事や趣味のフィールドを持ち、そこでの経験と豊かな世界を後背地のように有している。その「土壌」と、毎回の講座の内容とを切り結び、自己の価値観をぶつけ、時として予想を超えた反応とともに他の塾生に投げ返す。それを塾自体へのフィードバックとして受け止め、更に豊かな全体性に繋げてゆく。そのトータルな営為が、10年を迎えようとする神楽坂建築塾という運動体のあるべき姿なのではないか、ということです。

その意味で、今年の発表会はかつてなく問題意識が「乱反射した」ステージであったように思います。「乱反射」とは、もちろんその奥深さと豊かさの形容であります。

学んだ内容や手法、知識をまず自らの足元に投射してみる。自分が住む町、故郷に、或いは旅先を見る視点が変化して、見えなかった表情が見えてくる。そうした意味で、各地のまちづくりに関わる発表が多く見られました。

【田村弘子さん】の「新丸子のまちづくりに関する研究」は、まちを「うろちょろする」ことの大切さを語るところが面白く、「雨宿り場所」がない、という切り口も新鮮でした。デザインを重視するなら、具体的「まちで見たこの建物のここはいい、悪い、それはなぜか」という記述があればもっとよかったのではないでしょうか。

住んでいる町に目を向けたのは【富岡隼翁さん】も同じですが、近世以降の十条の集落形成に目を向けて、更に不整形に伸びた路地の出自を探る姿勢がよかったです(ただしこれは発表会では触れられず。論文を読んでください)。石造物の年代の記述は、論文としては不可欠でしょう。そうしたいい論文だからこそ、印刷時のフォントのズレや改行の失敗など体裁面での不備がもったいなく感じます。

郷里・熊谷を一貫して見つめている【石井瑞穂さん】の「熊谷マップ」は、景観保存の中心的活動メンバーとして実績を積んだ彼女自身の成長を感じさせる、完成度の高いものだったと思います。数年前の語り口から感じた危機感や閉塞感とは異質な、のびやかな喜びが感じられました。「歩くことが好き」という素直な気持ちが、廻り廻って住民の景観への意識を呼び起こすこと、それは決して短期決戦でできるものではないことを教えてくれます。

海抜ゼロ地帯の荒川西岸の再開発をとりあげた【今田美穂子さん】は、一見無機質に見える都市計画が、実は住む人の住み心地をきちんと担保していること、防災の視点を取り入れたまちづくりの重要性を訴えていたと思います。

また【和久津知子さん】の目黒川の研究は、「わずか数十年前には清流が流れ、友禅流しが行われていた」という衝撃的な報告が印象的でした。「水害予防のためのコンクリ護岸工事」の論理に対しても、切り込んでみるのも面白いと思います。

【井出野芳枝さん】の団地と周辺ランドスケープに関する報告では、UR職員の怠惰と無関心がかえって本人の真剣さを浮き彫りにしていました。すなわち、身近な場所から地域の安全を求める姿勢です。いわゆる団地の膨大なストックが、今後大きな問題になるでしょう。こういう地道なフィールドワークは、もっと出てこなければなりません。

一方、旅人の視点といえる発表も印象的でした。

「酒津をアートの発信地に」と題した【梶原洋子さん】は去年に引き続きのテーマで、鈴木先生や楢村氏、仁科さんら神楽坂建築塾の関係者の岡山県酒津訪問から、行政やアーティスト、職人を巻き込んだ具体的な運動の盛り上がりを作り上げた躍動感ある報告でした。

【小沼達さん】の日立市の共楽館と大煙突に関するリポートは、他者がある町に関心を持ち、その土地の近代化にまつわる光と影を浮かび上がらせる作業として読みごたえのある論文でした。具体的な保存運動に関する記述が少なかったのですが、きっと神楽坂建築塾に集う人びとは、その動きにも関心があるはずです。

旅はリピーターをも生み出します。広島県福山市の「鞆の浦」に通い続ける【酒井絵美さん】は、今年も架橋問題で揺れる近世の港町の現況を伝えてくださいました。素晴らしかったのは、「賛成←→反対」の図式だけでは語れない現地の人びとのメンタリティをきちんと検証していること、「知ること・伝えること・実践すること」の三位一体を、本当に日々自らに課している姿勢です。「スローガンとしての建築保存だけではダメ、誇りを持って人が幸せに住むことが大切」という主張は、多くの塾生の共感を得たと思います。

まちなみ保存に建築家がどう関わるか、というすぐれて実践的なテーマを、実証的に探求した【水田恒樹さん】のリポートは、川越の蔵づくりの町並を守る人びとのネットワークと業務形態をわかりやすく私たちの前に提示してくれました。相当に綿密で長期にわたるリサーチがあったに違いありません。特に印象的だったのは「では私はどこで何をするか」という設問です。「調べたらそれでおしまい」ではない、主体的で責任感のある態度に、感銘を受けました。


神楽坂建築塾の内容にインスパイアされ、具体的なものづくりに挑んだ人たちの報告は、どれも生き生きとしたものでした。

去年、古材による照明器具を制作した【坂橋由紀子さん】は、今年は建具を使ったテーブルを完成させました。近代建築に嵌められていたらしい模様入りのすりガラスは、ゆったりとした時間を感じさせます。工作作業を通して、いろんなことを学ばれたようです。古い柱には、貫穴と間渡し孔がありました。こうした「出自」を推測するのも面白いことでしょう。個人的には、キャスターはなくてもよかったのでは、と思います。

大工さんである【泉澤淳さん】のベンチは、実際に座れるものとして展示してあります。リサイクルされた建材という趣旨だけでなく、「傷付けてもいい、それが味になる」という言葉は、イギリスの古い家具の思想のようで印象的でした。

【中谷泉さん】の「ニッポンの家に住みたい」は、仮想敷地に3つの用途別の棟を並べた「妄想の家」(本人談)ですが、路地との「近過ぎず遠過ぎない」オープンな距離感というものは、なるほど日本の建築空間の本質のひとつといえるものでしょう。踊るなら土蔵で、というのも頷けます。

武蔵野美術大学卒業制作として巨大な「のぞき窓」を作った【吉田知世さん】のムービー「瞑う―彼方を想う」は、小さな穴から覗いた空が、いつもとはまったく違って見える驚きがありました。「何かを通して見ると、それは別の風景に転化する」という主題は、(欠席されましたが)【小泉典子さん】の「切り取られた風景の魅力を探る」とも通底するものです。こちらも極めて完成度の高いスケッチの作品です。ぜひギャラリーで実物を見てほしいものです。

三番目のグループとして「建築論」というべき作品群があります。

1999年の第一期から在籍する【時森幹郎さん】が、これまで登場した講師陣をサッカーチームに模して分類した「神楽坂建築塾を読み解く」は、おそらく最もユニークな発表だったと思います。「モダン」「バナキュラー」「ウッディ」「まちづくり」の4チームの区分で、各講師のスタンスがよく理解できた塾生も多かったのではないでしょうか。

【堀沢美由紀さん】の「住み継ぐ」は、今後の住宅ストックを考える上で、避けては通れない課題へのアプローチです。たくさんの住人へのインタビューを元に書かれた論考ですが、「女性を選んだ理由」「家族形態、持ち家か否か」などによって統計的手法で検討するというのもありではないでしょうか。ただ「果たして戦前のまちなみは美しかったのか」という設問はショッキングです。単なる回帰主義の陥りがちな陥穽を指摘しているようです。

築50年の自宅の調査、改修提案をした【安島馨さん】の発表は、「家いじり」という素敵な言葉と、楽しむ姿勢が印象的でした。いかにも50年代、という住宅を長寿命化するという命題は、個人的にも興味があります。

建築家の作品も、実践的報告という意味でとても重要でした。

【小栗康生さん】の「家のくうき」は、「人間の生活感ある建築写真」として魅力的なショットでした。寝たきりだったおばあさんの笑顔が、氏の建築のエネルギーの根底にある、という話は感動的でした。

また北鎌倉の近代和風住宅を再生した【酒井哲さん】の発表は、建築の再生の苦闘と喜びの生々しい報告でした。「新たに付加するデザインではなく、すでにある良質なデザインを後世に伝えることが仕事」という謙虚さは、保存再生に関わろうとするすべての人が共有すべきテーゼであろうと思います。

協力隊としてモロッコにいた体験を本にまとめた【三浦正博さん】は、出力見本を見せてくださいました。「迷宮都市」が水脈をベースに形成されたという論考はとても説得力があります。完成形で早く手にしてみたいと感じました。

サッシメーカーでの経験を元に現代の住宅産業の問題点を鋭くえぐった【河合隆一さん】は、「つくる住宅とできてしまう住宅」という題で、「過剰な安さの行き着く先」の危険性を、「ラーメン屋」と「マクドナルド」の対比をも駆使しながら警告していました。こういうところは、各自のフィールドがあるからこそ、の水準の高さです。

【渡邊隆史】さんの「2008年のモリス」は、タイトルからは想像しにくい、マーケティング業界の環境の激変に関するリポートです。インターネット調査の普及で、まさに19世紀のイギリスと同じ「クラフトマンの分裂」が調査の世界でも進行しているという内容で、何がなし恐ろしさを感じるものでした。もしかしたら、これはあらゆる産業で起きている出来事なのかもしれません。

なんとも分類に悩むのが【中村真悟さん】の「東京大横断」。実は先日の東京マラソン出場とその過程の膨大な写真記録でありました。「カメラを撮りながら走ったのは自分だけだった」とのこと、それはそうでしょう! 一人の人間の肉体の限界を刻むドラマを追体験しながら、「町中と違い、埋め立て地はスケールがでか過ぎて、いくら走っても近づかない」「場所によって風が違う」「東京の起伏の激しさ」に気づいていくという展開で、映像終了時には塾生全員がゴールを駈け抜けた快感すら共有していました。

さて、今年の作品の中で異色だったのが、最後に紹介するお二人です。

【高田綾子さん】の「知的障がい者のバリアフリー」は、「健常者」では気づかないさまざまな障壁が、この社会にあふれていること、しかしそれはちょっとした工夫で除去できるものであることを、とてもわかりやすいビジュアル表現によって訴えています。例えば、トイレの洗浄ボタンが統一されていないことなどです。問題意識の明快さ、着眼点、地道で精力的な収集検証作業、そして卓越したプレゼン力と、いずれも上質な内容でした。何よりもそこには言葉だけではない深く強いヒューマニスムがあります。こういうメンバーが神楽坂建築塾の仲間にいるということを、私は誇らしく思います。

そして精神科医の【三宅永さん】の「空間恐怖」も、建築と自分のフィールドとの鋭い切り合いの傑作というべきものでした。いわゆる閉所恐怖症として知られるこの症状は、実は「それまで不適だった場所にまで人の居住空間が延長してきたこと(これを建築技術の進歩という)」によって増幅されている現実、「彼らが心地よく住める空間は伝統的な和の空間、例えば菅野の家のような場所である」という提起は、多くの塾生に新鮮な驚きを与えたことでしょう。プロフェッショナルとしての高い知見と、あたたかい人間的まなざしは、「特殊な人びと」の問題を通して、実は普遍的な人間と空間との関係をこそ照射しているのでしょう。

「異色」と書きましたが、この2本の発表は、論文を読み終った時に「特殊」が「特殊」でないと気づくというどんでん返しの構造を持っているのです。共に、「障がい者」「弱者」の立場に立つことそれ自体が、われわれの本源的なあり方に近づいていくプロセスでもあるのです。
ここでは、「特殊」と「普遍」のダイナミックな転換を通して、私たちが神楽坂建築塾で学んだ内容をいかに自分の「場所」で形にしていくかという、まさに実践的な問題意識を指し示しているように思います。

この豊かなフィードバックの果実をまたみんなで共有し、視座を磨く努力を続けたいものです。

論文、制作を完成させた皆さん、ありがとうございました。
  1. 2008/03/09(日) 02:27:08|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:15

コメント

御礼

素晴らしいご講評拝見、早々のアップありがとうございました。
私の発表から、背後にある決意と長期の調査を読み取っていただき、とても励まされました。
それ以上に、同じ会場にいながら、私は皆さんのご発表をここまで深くは聞いていなかったと反省しました。そもそも、この塾に対する姿勢がそこまで真摯ではなかったようにも思います。
そういうものはずっと感じてきましたが、この塾を支えている方々の凄さを改めて知ることができました。厚く御礼申し上げます。
  1. 2008/03/09(日) 07:14:45 |
  2. URL |
  3. 水田恒樹(第9期塾生) #-
  4. [ 編集]

お礼と感想

素早い講評アップご苦労様です。
高田さんや三宅さんの発表にあるような、「障害者の方々の視点で考えると物事の本質が見える」という指摘は今まで社会が大きく見落としてきたことだと思いました。では、なぜ見落としてきてしまったのかというと、社会のいろいろな活動というものが実際はあらゆる事象が絶えず複雑に関係しあって成り立っているにも拘らず、いわゆる専門家と呼ばれる人たちがそれぞれの細分化された閉ざされた分野の中だけでどうしたもんかとやっているからなのではないでしょうか?その点、この神楽坂建築塾は建築の専門家だけではなく、いろいろな人々が集っているからこそ掬い取ることができたと言えると思います。
  1. 2008/03/09(日) 12:16:54 |
  2. URL |
  3. toki #-
  4. [ 編集]

すみません。中村さんの部分が外れておりました。本来なら最後尾、高田・三宅両氏の前に入るべきものでした。3/9 の19時に更新しましたので、お読みください。中村さん、申し訳ありませんでした。
  1. 2008/03/09(日) 19:45:49 |
  2. URL |
  3. 渡邉 #I4t1ZHtI
  4. [ 編集]

講評のお礼

早速の講評ありがとうございます。
また、その節はお世話になりました。

今日の公開講座では佐奈先生がインドネシアの少数民族の集落をスライドを交えて紹介してくれました。建築の形、特に屋根の形状に集落としてのアイデンティティーがシンボライズされているとのことで、時代とライフスタイルが変化しても、屋根の形態は維持されるとのことでした。
機能でも、美学でもなく、アイデンティティーから決まって行くデザインもあるのだと関心したとともに、そのような状況が持続していることを羨ましくも思いました。

北鎌倉の住宅地は北鎌倉駅ができた昭和5年前後に宅地開発が進んだ地域です。それまでは畑だったとのことなので、町並みとしての歴史は浅いかもしれませんが、そんな昭和の景色さえも日本では持続させるのが難しい。町並みは時代とともに変化していくものですが、町並みに対するアイデンティティーがない場所では、個人の趣味と、かけられる予算が町並みを決定する要素なっている気がします。つまり、町並みを構成する建物の持ち主の意識によって左右されてしまうと思うのです。
建築塾に入るような方が、地域に大勢住んでいたら、町の景色も変わるだろうな……。そんな夢物語を考えてしまいました。
  1. 2008/03/09(日) 21:56:14 |
  2. URL |
  3. 酒井@音羽 #qmlWd.C.
  4. [ 編集]

ありがとうございました

9期生中村です。丁寧なご講評ありがとうございます。本日、終了証書をいただきました!素直にうれしいです。来期も参加させていただくので、宜しくお願いします!
  1. 2008/03/09(日) 22:17:36 |
  2. URL |
  3. 中村真悟 #-
  4. [ 編集]

ありがとうございました

9期生高田です。
身に余る講評をいただき、恐縮しております。
修了製作への意気込みだけは大きかったものの、諸事情でなかなか具体的な製作に入れず、勢いで仕上げたようなところがありました。
それが思いがけず皆さんから好意的な言葉をいただき、嬉しく思っています。
それにしてもあの場で「今夜のうちに講評をアップする」と言ってしまう誠実さ、みなさんの力作に真摯に向かっていらっしゃる姿勢には本当に頭が下がります。
  1. 2008/03/10(月) 09:46:28 |
  2. URL |
  3. 高田綾子 #-
  4. [ 編集]

感謝

地元に帰ってきて、なぜか無性にマラソンしたくなっている小沼と申します。私の拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。また、発表する場、考える機会を与えたくれた建築塾に感謝しております。皆さんの熱い発表を聞かせていただき、非常に楽しませていただきました。
 この1年間を振り返ってみると、毎回毎回、新たな刺激を受けさせてもらいました。何か異国の地に行ったときのような緊張感と、現実の世界である地元に戻ってきた時の脱力感との繰り返しでした。力が入りすぎてから回りしていたこともあったと思います。講義終了後の感想文は出せなかったこともしばしばありましたが、それは、いい加減にしようとしたわけではなく、頭の中にあっちゃこっちゃいろんな事が飛び回って、結局出さず仕舞いって事が多かったことも、この場を借りてお詫び申し上げます。
最後になりましたが、喜一先生、講師の皆様、そして陰でいつも頑張っていたスタッフの方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

来期は、もっと自然体で参加できるように頑張ります。
  1. 2008/03/10(月) 13:24:09 |
  2. URL |
  3. 小沼達 #-
  4. [ 編集]

講評ありがとうございました

拙い発表にご講評をいただき、ありがとうございました。
論文を書くに当たって、いろいろ悩んでいるうちに結論が揺れてしまうばかりで、落としどころを妥協してしまった気がします。
(みなさん立派な作品で焦りました)

戦前の街並みについては、西山夘三氏の『昭和の日本のすまい』で写真を眺めていて気づきました。
確かに美しい景色もあるのですが、そうじゃない部分も多く思えて、ある意味ショックでした。

それにしても皆さん、本当に個性的な発表が多く、こうして講評を読んでいるとお一人ずつその発表のときの様子が思い出されます。
タイムリーな講評アップ、渡邉先生に感謝いたします。
また、この1年間新しい世界を広げてくださった皆様にも、この場を借りて御礼申し上げます。


  1. 2008/03/10(月) 14:10:58 |
  2. URL |
  3. 堀沢美由紀 第9期塾生 #6CK3XpCQ
  4. [ 編集]

ご講評ありがとうございます

 9期生の三宅です。まったくの門外漢の私が、勝手なことをしゃべらせていただいて、「受け入れられるのかな?」と思っていたところ、望外なおほめの言葉までいただけて驚いております。 
 それにしても、素人の私のような者でも受け入れてくれる、建築塾のふところの深さや、温かい雰囲気には本当に感謝しております。
 ご講評いただいた渡邉先生、ご指導いただいた青山先生、もちろん鈴木喜一先生、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
  1. 2008/03/10(月) 21:09:11 |
  2. URL |
  3. 三宅 永 #-
  4. [ 編集]

渡邉さんコメントありがとうございました!
建築やってる方々の発表は、自分の人生と切り結んでいるものが多いので、なんとない内容だと申し訳ない感じがしちゃうんですよね。
なので、足らないながら自分の仕事とからめた内容にしてみました。
でもそのおかげで2次会が盛り上がったので、よかったです。。
  1. 2008/03/11(火) 00:37:13 |
  2. URL |
  3. 渡辺(隆) #HnprPk0E
  4. [ 編集]

書き込みありがとうございます

>水田さん
「背後にある決意と長期の調査」、これこそがぼくの心にズシンと来ました。時森さんの発表ではちゃっかり「カード」にしていただきましたが、「風呂屋の暖簾」状態で大したことが出来ていない自分への戒めにします。もっとつっこんだお話を聴きたいです。

>時森さん
「建築の専門家だけではなく、いろいろな人々が集っているからこそ掬い取ることができた」、そうそう、これがぼくが言いたかった「全体性」なんです。渡邊(隆)さんのマーケティング論にも繋がるでしょ? ここに「日常的に議論を継続できる場(懇親会+ネット?)」が加われば、もっともっと楽しくなるはず、と思っています。
その一環として「自主ゼミ」も位置づけたいんですが……。

>酒井@音羽さん
実測調査に参加した者として、あの「北鎌倉の家」をあまり賛美するのは「身内」っぽくて控えたけど、見れば見るほど素晴らしい仕事ですね。townfactoryにとっても代表作の一つになったことでしょう。神楽坂建築塾の意識が、けっして「夢物語」には終らないという唯物論的な現実を、北鎌倉の地で立証してくださった、そんな気がしています。

>中村さん
マラソンはタイムリーでしたね。日曜日も、「彼らには都市風景はどう見えているのだろう」と考えてしまいました。来期もよろしくお願いいたします。

>高田さん
コメントありがとうございます。
「『今夜のうちに講評をアップする』と言ってしまう誠実さ」は誤解です。
ああでも宣言しないと、あの夜はビールにおぼれるのが確実だったもので……。
でも、皆さんの発表から「ああぼくの関心・意識はまだこの方面に向かっていなかったなぁ」とか、「こんな思考はしたことなかった、よし、引き出しに入れておこう」とか、次々と「新ソフトのインストール」をしていく楽しさを得ていることは確かです。

>小沼さん
「緊張感と脱力感との繰り返し」、よくわかります。建築の仕事をされている方は、特にこの落差は大きく感じたことでしょう。なかなか止揚するなんて難しいですが、意識を持ち続けることは大切ですし、何より自身が気分よくいられる時間にもなりますよね。来期もがんばりましょう。

>堀沢さん
西山夘三の写真集がベースにあったのですね。彼なんかは、決して安易な「過去礼賛」はしないし、民衆の生活苦に対する真剣なまなざしを持っていたのでしょう。長く時間をかけて考えたいテーマですね。

>三宅さん
こちらこそありがとうございました。「スタッフへの謝辞」に、またまた三宅さんの優しさを感じます!
貴院のウェブサイトも拝見しました。森田療法なども取り入れられているのですね。精神医療の現場は、現代の社会に対峙する同時代性のもっとも鋭利な切り結びの場といえるでしょう。そこには、建築の側の気づきもたくさん隠されているに違いありません。
来期もお話が聴けることを楽しみにしています。

>渡辺(隆)さん
そうそう、「切り結び」がないとね~。
2次会が盛り上がったとのこと、欠席したのが悔やまれます。来期も自主ゼミやるとしたらまた来てくれますか~?
あと、ミクシィの神楽坂建築塾コミュも盛り上げたいですね。

>酒井@愛知さん
昨日のニュース23の「鞆の浦」特集、お知らせいただきありがとうございました。
この報道で全体像がわかった人も多かったことでしょう。「道路ができたら町が賑わう」なんて、全国の地方都市の空洞化を見たら、一発でわかろうものだろうに……。あの55億の事業費の、いったいどれくらいがどこに流れるのか、それで誰が利を得るのかの検証も、いつかしてもらいたいものです。
ちなみに、イコモス委員長として登場していた前野まさる氏は、わが「東京を描く市民の会」の理事長でもあります。みんなで靹にスケッチにも行きたいですね。
  1. 2008/03/11(火) 09:46:24 |
  2. URL |
  3. 渡邉義孝 #SFo5/nok
  4. [ 編集]

渡邉さん、先にメッセージいただきありがとうございました。
NEWS23はビデオにとって3回見てしまいましたが、報道姿勢がおおむね好意的でほっとしています。
ただの「生活便利派」と「景観保護派」の争いではなく、橋が架かっても地元の人が望む便利も活性化も安全も何一つ手に入らないことをもう少しつっこんでくれると100点の報道でした。

さて、今回の修了制作展。まずは渡邉さん講評ありがとうございました。みなさんの発表の本質をさすがに捉えておられ、自分が皆さんの発表を聞いたり展示を見たりして捉えた内容を、渡邉さんの講評をあわせて読むことで、より奥深くしてくださっていると感じました。

自分は講義録生特別枠?ということで直前に発表準備をして皆さんほど前もって修了制作に対してとらえてなくて恥ずかしいのですが、今年、講義録生として「浮いた」時間は、職場でもない自分のフィールドを探すことにあてていました。不思議なもので、自分はこういうことがしたい、こういうことを伝えたい、と心に決めると色々なところで思わぬ人と人とのつながりが出来、ネットワークが広がっていくことに驚きを感じました。

神楽坂建築塾でもそれぞれの方がこんなに多種多様な切り口で考えている、これを共有できることを本当に幸せに感じました。今回のこの発表で終わってしまうのではなく、来年こられるかたも、そうでない方も、意見交換したりして影響しあって生きたいものです。このブログも、今一瞬のもりあがりではなく、継続させていきたいものですね。


そして末尾にすみませんが、今回お忙しい中、修了制作展をあえて発表と同時期にすえることとして、アユミギャラリーでの展示としたため制作展が大成功したのではとも思いました。提出する皆さんも、先に延ばしようがなく大変だったし、スタッフの皆さんも大変だったでしょう。本当にお疲れ様でした。

本日風邪で会社を早めに出て休んでいたのにコメントよんだら書かずにはいられませんでした・・・
  1. 2008/03/11(火) 22:39:40 |
  2. URL |
  3. 酒井@愛知 #-
  4. [ 編集]

みんなのくうき

なんだかあっという間でしたが、とても楽しかったです。2年目ということで、素人ながらも知らず知らず視点が明確になっていて昨年度よりも充実していました。

そして、なんだかこの集まりがとても好きだ、と感じました。それは、つくばの夜に本当に感じました。

踊りを踊っている時、その場のくうきがどのような感じなのか、とても良くわかるのです。その空間にいる人、いる人達がつくるくうきをひしひしと感じるのです。それで、「ああ、この人達、好きだ!」と感じたのです。

どうもありがとうございました。これからもよろしく。
  1. 2008/03/13(木) 01:46:10 |
  2. URL |
  3. 中谷泉 #-
  4. [ 編集]

講評ありがとうございました

渡邉さん、ありがとうございました。

公開講座のあと熊谷に戻り川沿いのメンバー数名にマップを見せてきました。もともと修了制作をたたき台にして煮詰めて行く予定でしたが…地元は手強いです。これから手を加えて今年の「川沿い作品展」(5/24・25)にはヴァージョンアップしたものが出来る予定です。

今年も渡邉さんを始め各講師の先生、塾生のみなさんからアドバイスを頂きとても感謝しています。保坂先生からも「その街の素晴しさはどの位スケッチをしたくなるところがあるかにかかっています」と講評いただきました。熊谷のスケッチをたくさん描きましたが「描く」ことの力ってすごいんだな、と改めて思います。スケッチ会を自分で企画してみようかなぁ……
  1. 2008/03/14(金) 11:12:01 |
  2. URL |
  3. 石井瑞穂 #UrhCiRK2
  4. [ 編集]

ありがとうございました。

本当に皆さん発表会そして一年間お疲れさまでした。
3分という限られた時間の中でしたが、皆さんとてもいい顔をしながら発表していました。ご自分の作品はもちろんのこと他の塾生の作品もじっくり見て頂きたいので今年は概要書ではなく論文や作品の写真等を載せたweb展を作成中です。随時アップしていきますのでぜひご覧下さい。

来期はいよいよ十年目の節目の時です。
これからもよろしくお願いします。

  1. 2008/03/19(水) 21:07:29 |
  2. URL |
  3. 遠山元@スタッフ #-
  4. [ 編集]

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